⑮コミュニケーション能力の高い人に要注意!

今回はコミュニケーション能力が高い人に対しての注意をしておきたい。

このブログの読者は、

「面白くなりたいからコミュニケーション能力を上げたいんだ。」

「なんでコミュニケーション能力が高いと注意しないといけないんだ。」

と、思ってしまうかもしれない。

しかし、これはコミュニケーション能力をこれから上げていこうと思っている人に対しての注意ではない。

元々コミュニケーション能力が高い人に注意しろということである。

これまで面白くなる方法やコミュニケーションのコツを伝授してきたつもりだが、

今回はそういった話とは少し訳が違う。

私のコミュニケーション能力が高いからこそ、気づいた注意を皆さまにお伝えしたいのだ。

誰もが会ったことがあると思うが、社交的な人だ。

全ての社交的な人のことを言っているわけではない。

ではここで、気をつけた方が良い社交的な人のポイントをお教えしよう。

①顔が広い。

②仲良くないのになれなれしい。

③頭が良い。

④ユーモラスなキャラクター。

⑤知らない友達を連れてくる。

⑥気を遣ってますよ感を出す。

⑦人を評価したがる。

⑧金に汚い。

⑨話したことを活字にすると面白くない。

⑩心のこもってない「ごめんね」を多用する。

こういった特徴があるコミュニケーション能力が高い人間には注意した方が良い。

なぜ注意しなければならないかというと、付き合っても損する可能性が高いのだ。

私はこれまでコミュニケーション能力について語ってきた。

コミュニケーション能力は大事。

その通りである。

生きていく上で超大切なことである。

しかし、残念なことながら、その大事なコミュニケーション能力を悪用し、

自分の私利私欲を満たす人間がいるということだ。

もし、私のブログを読んでコミュニケーション能力が上がったとしよう。

そういった人が出れば私はとてもうれしい。

書いた甲斐があると言ったものだ。

しかし、だからといって、そのコミュニケーション能力を悪用してほしくないのだ。

まぁ元々コミュニケーション能力の高い人間はこんなブログなど見ているはずもないと思うが。

コミュニケーション能力が上がれば、上記した10のことなど容易に可能になってくる。

現に私も余裕で出来る。

コミュニケーション能力の低い人間を食い物に出来るのである。

誰でもコミュニケーション能力が高くて、顔の広い友達は欲しいと思ってしまう。

自分がその人にとって価値のあるような人間の振る舞いをすることは、

コミュニケーション能力が高ければ出来てしまうのである。

しかし、私はこのブログを読んでいる人にはそうなってほしくない。

私はこのブログを読んでもらって、コミュニケーションについて色々と悩んでほしい。

事実、アホほどコミュニケーション能力の高い私でも時折悩むこともあるのだ。

人とのコミュニケーションの悩みというのは多分死ぬまで無くならない悩みなのだ。

ここで「一周の法則をお教えしよう」

人間というのは一周周った方が良くなるというものだ。

これは間違いない事実だと思う。

例を挙げて説明しよう。

例えば超ヤンキーがいたとしよう。

なにか自分自身に衝撃的なことが起こり、その日から真面目に生きたとしよう。

真面目に学校に行き、真面目に勉強し、一人前の社会人になった。

という話があったとしよう。

これは分かりやすい「一周の法則」だ。

こういう話をすると

「じゃあ、最初から真面目な人はどうなんだ。」

「美談っぽくいうな。」

「最初から真面目の方が絶対偉い。」

という意見があると思う。

確かにそうだ。

最初から真面目にしている人の方が偉い。

これは間違いない。

しかし、不真面目から真面目になった方が、真面目に対しての思いは強いのだ。

批判したくなる気持ちも分かるが事実そうなのだ。

なぜ、最初から真面目よりも不真面目から真面目の方が強いのか。

これは簡単な話である。

一周周ったからである。

不真面目というエリアから真面目というエリアに入ってきた方が、

不真面目というエリアを知っている分、真面目エリアを広い視野で見れるのだ。

確かにヤンキー時代の悪行は許されるものではない。

それはそうである。

しかし、一周周ったからこそ分かるもの。

一周周らないと分からないものというのは確実にあるのだ。

数学が出来る人が、数学の先生に向いていないのと同じである。

数学が苦手な人の方が、教えるのが上手かったりするのだ。

コミュニケーションも同じである。

最初からコミュニケーション能力が高い人は、一周周っていないのだ。

コミュニケーション能力が低い人の考えていることが分からないのだ。

だからこそ、コミュニケーション能力というのは上げていかなければならない。

最初からコミュニケーション能力が低い人が高くなる方が良いのだ。

コミュニケーションに悩み、考えて、能力を上げていかなければならないのだ。

あと、私もコミュニケーション能力の低い人の気持ちは分かる。

「あ、この人こういうこと伝えたいんだろうな」

「この人の腹の中ではそうは思っていないだろうな」

など、コミュニケーションが苦手な人の気持ちも汲むことが出来るのだ。

なぜ、コミュニケーション能力の高い私が、低い人の気持ちを汲むことが出来るのか。

簡単なことである。

私は誰よりも小さい頃から、コミュニケーションのことで悩み、苦しみ、

そして真面目にコミュニケーションについて考えてきたからである。

これは小さい頃からの癖なのかもしれない。

コミュニケーションにおいて、気にしないことが無いのである。

良い意味でも悪い意味でも、

コミュニケーションや人間関係において、

「もういいや」と開き直らなかったのである。

もちろんストレスは溜まる。

そのストレスすらも、コミュニケーション能力で解消していったのである。

皆さんも、このブログを読んでいるということは、

コミュニケーション能力を上げたいと思ってくれていると思う。

決して楽ではなく、しんどいと思うが、

真面目にコミュニケーションに向き合い、

元々コミュニケーション能力の高い悪い人間の首根っこを掴んでほしい。

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