今回は反射的な発言の注意点について書いていきたい。
皆さんの周りにも必ずいると思うが、
思ったことをすぐに口に出して発言してしまう人がいる。
もしかしたらこれを読んでる本人がそういう癖があるかもしれない。
こういった、思ったことをすぐに口に出してしまう人は意外とコミュニケーション能力は高い方である。
今回はそういったすぐに口に出してしまう癖のある人はよく読んでもらいたい。
そして、普段はそうでもないが、
気を遣わない場面、リラックスした場面、でこういった癖が出る人がいる。
たとえば、仲の良い友人などと話す場合である。
酔っぱらった際にそういう癖が出る人もいる。
酔っぱらった際の癖というのは、なかなか直すのは難しい。
特に人に迷惑をかけていないのであれば、それはそれで良いと思う。
では、なぜ思ったことをすぐ口に出してはいけないかを解説していきたい。
それは時折、空気の読めない発言、面白くない発言をしてしまうのだ。
これは思ったことをすぐ口に出す人すべてに対しては言えないが、
身近にいる9割の人間はこれに当てはまると思う。
残りの1割は少し訳が違う。
「すぐ口に出すキャラを演じている」
「何も考えていないフリをして立ち回りを行っている」
こういった1割の人間はコミュニケーション能力が非常に高い。
自分が生きていきやすいように立ち振る舞う人間なので、私の記事など一切読まなくても問題ないと思う。
しかし、大多数の思ったことをすぐ口に出す人は前者の9割の人間である。
今回の記事はその9割の人間に是非読んで頂きたい。
まず、第一に考えてもらいたいのは、
その発言が本当に面白い発言なのかということである。
なんでも口に出す人は、そのキャラで笑わせている場合が多い。
早い話が、子供を見ているかのように見られているのだ。
子供は思ったことをすぐ口に出す。
その無邪気なキャラや、ちょっと常識から外れているのを見て、微笑ましく笑っている場合が多いのだ。
これは本当の意味で面白い人とは言えない。
面白い人に稚拙さは必要ないのである。
稚拙に見せて笑いを取ることはあっても、稚拙ではないのだ。
これだけ、思ったことをすぐ口に出す人を批判的に言ってきたが、
全てを批判しているわけではない。
本当の意味で面白い人というのは、思ったこと全てが面白く、すぐに発言しても全然問題ないのだ。
私もそうなりたいものである。
私が言いたいのは、余計な発言が混ざっている人に、余計な部分を取り除きましょう。
ということである。
そのための方法として代表的なものは
「発言する前に、自分の中でフィルターを通す」ことである。
これは一見難しいように感じるかもしれないが簡単である。
発言が思いついても、踏みとどまればよいのである。
そして一度自分で考えなければならない。
これは面白いのか?空気を壊さないか?
この思考をする時間はおおよそ1秒ぐらいがよい。
最初は難しいかもしれないが、大事なことは発言を踏みとどまることである。
具体的にどういった発言を踏みとどまらなければならないのかというと、
周りが、その発言の後に
「俺も思った。」など周りが反応する場合である。
こういった反応がある場合は要注意である。
誰もが思うことは普通のことであり、面白いことではないのだ。
特にこれはツッコミではなくボケの際に言われる場合が多い。
あとこういった「すぐ口に出す人」は滑ってもキャラでカバーしてなんとかなる場合が多い。
これはキャラに甘えているだけで本当の意味で面白いとはいえないのである。
すぐ思ったことを口に出してしまう人は、もう一度自分の発言を見直し、
笑わせているのか笑われているのかを考えてほしい。
そして無駄な部分を自分で発見し改善していくことで、あなたのコミュニケーション能力は断然向上していくと思います。
余談ではあるが、こういったすぐ口に出す人は意外に頑固な人が多い気がする。
この記事を読んで、俺はこのままでも全然問題ないと思った方はそのままで良いと思う。
これはあくまでコミュニケーションを上手くするためのコツであり、あなたを否定しているわけではないのである。