⑩笑いを殺す発言、活かす発言

今回は、誰かの発言に対しての対応について書いていきたい。

タイトルでも分かる通り、笑いを殺す発言と笑いを活かす発言が存在する。

これは日常のコミュニケーションで非常に重要になってくる。

無意識のうちに笑いを殺している人がいる。

まぁ、殺すという表現は少し大袈裟かもしれないが、

その先にもっと大きい笑いが待っているのに、小さい笑いで終着する場合があるのだ。

これは意外に日常のコミュニケーションの中では多い事故なのである。

特に「人をイジるのが好きな人」に多いのである。

イジられる人にも能力の違いは存在する。

自分で最後まで持っていき笑いを取ることの出来る人は、途中で遮ってはいけない。

これは日常でよく人をイジる人は注意してほしい。

よくあるのが、

「会話の途中で噛んだのを拾う」

「言い間違いなどを必用に拾う」

「滑舌が悪い人に滑舌でイジる」

「無駄な相槌を入れ、話の邪魔をする」

などがある。

パターンでは他にも色々あるが代表的なのがこれである。

自分で笑いに持っていけない人だったらイジっても良いと思う。

それ以上の笑いを起こせるのであれば発言しても良い。

質が悪いのはこういった人の発言を邪魔する人間は基本的に

平均的な一般人より「コミュニケーション能力が高い人」が多いのである。

自分の空気や自分のキャラを立てるために人の発言を聞けない人が多いのだ。

誤解の無いように言っておくが、こういった人、すべてに当てはまる訳ではない。

ただ、比較的に多いということは把握してほしい。

特に女性のいる場でこういったことをする人が多い気がする。

女性がいると、その気持ちも分かるが少し抑えるべきだと私は思う。

そういった人の為に今回学んでほしいことは、

「発言する人の能力を見極める」ことである。

そして、自分の心に余裕を持って人の話を聞く能力を身に付けてほしい。

人の話を聞くというのは簡単のように見えてとても難しいことである。

例えば誰かが話している最中に、

その話題で面白いエピソードを思い出したとしよう。

すぐにその話題を自分に持っていきたい場合があると思う。

この時である。

この時に我慢をしなければならないのだ。

心に余裕を持たなければならない。

目の前にある話題をもらい、ウケを取りたくなる気持ちは分かる。

しかし、ここで我慢をしてその人の話を最後まで聞くのだ。

これは非常に大事なことである。

その人の話がイマイチだったとしても、その人の能力を見極めることが出来る。

そして、その人も不快な思いをしなくて済むのである。

人に話題を持っていかれるのは、誰でもしんどいものである。

あわよくば、そのイマイチな話を自分が盛り上げることも大事だ。

そういった能力もコミュニケーション能力の1つである。

その話が終わった後にその人の話をイジって盛り上げてもよい。

その話が終わった後にタイミングがあれば自分の話をすればよい。

話を我慢するというのは簡単なもののようだが実は難しいのである。

改めて言うと、話を面白い方向に持っていくのはとても有り難いことだ。

もちろんコミュニケーション能力が高くないと出来ないことである。

しかし、自分が面白いからといって他人の話を全て持っていってはいけない。

あなたが面白いのはみんな分かっているのだ。

たまには、自分ではなく他の人にもスポットライトを当てるのを心掛けてほしい。

私も、自分が話を持っていきすぎたら時折話を自粛して、

人に話を振ったり、話を聞く立場になるように心掛けている。

ただ、いけ好かないヤツが調子に乗っている場合はその限りではない。

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